メイクアップに興味を持ったのは14歳の時、男性韓流アイドルのメイクを見たことがきっかけ。陶器のように白い肌に、アイシャドーで囲んだ目元…。メイクによって妖艶かつ神秘的に変身した姿に衝撃を受け、メイクを独学で学ぶようになりました。メイク姿をTwitterにアップしたところ、たくさんの「いいね」やコメントをもらえるように。次第に自分に自信がついて、どんどんメイクアップの世界にのめり込んでいきました。

当時、周りに同じような価値観の人はいなかったですし、僕は昔からファッションも独特だったので、街を歩いていると好奇な目で見られることも多くありました。でも、メイクをしている時だけは楽しんで、楽しんでいる自分を大切にしました。そのうちに、「男だからこうあるべき」と考えて葛藤したり、周囲の目を気にして落ち込んだりすることがなくなっていきました。

今は、YouTubeやInstagram、TikTokなどで、僕のメイクをたくさんの人に見てもらっています。僕の活動を通じて、自分らしく生きることの価値や、前向きな考え方を伝えられたらいいな、と考えています。

ReFaとの出会いはちょうどその頃で、高校生の時、母が使っていたリファカラットレイを僕も使わせてもらっていました。リファカラットレイを初めて手にした時に感じたのは、「なにこれ！まるで彫刻みたい」ということ。リファカラットレイって、ハンドルの部分に凹凸があったり、ローラーがダイヤカットされたりして、彫刻みたいじゃないですか。動かすたびに光が屈折して、キラキラ輝くそのビジュアルに、惚れ惚れしたのを憶えています。

僕、じつは“影フェチ”でもあるので、こういう陰影のついたプロダクトデザインが大好き。ReFaのデザインて、陰影を活かしたものが多くて、使っている時はもちろん、置いてあるだけでも美しい。ずっと見ていても飽きません。

それからもう一つ、僕が感じるReFa の魅力は“曲線美”。ReFaの製品は四角いところが少なくて、ほとんど曲線でできているんですよ。角があるとどうしても電化製品感が出てしまいますが、ReFaは曲線でデザインされているからオブジェのような美しい質感が出るのだと思います。

最近はリファビューテック フィンガーアイロンがお気に入りで、普段から持ち歩いています。ケーブル要らずで、小さなカバンにもサッと収まるコンパクトさが魅力。毛先をちょっとずつハネさせたりする時にこの大きさがちょうどいいんです。デザインにはやはり曲線的な美しさがあって、カーヴィーにデザインされた持ち手やプレート部にかけてのくびれがとてもきれい。また、この曲線によって持った時のフィット感や機能美も生み出されていて、よく計算されたプロダクトだなと思います。持ち手にはよく見ると小さなくぼみがついていて、そこに親指を乗せると少しの力でしっかり髪を挟めるんです。デザイン性を損なわずに、小さなくぼみ一つでさりげなく使いやすくする工夫に、ReFaのこだわりを感じます。

ReFaは外装箱のデザインもすごく素敵。陶器とかジュエリーとかが入っていそうな高級感のあるパッケージ。箱を手にした瞬間から幸せになれるから、使うことが楽しみになるんです。それだけでなく、大切な人にもその幸せを味わってほしいから、プレゼントとしても贈りたくなるんですよね。

ReFaのプロダクトデザインはMTGの松下社長自らがかかわっているそうですね。社長ご自身がモック（模型）を作り、そのモックに合わせて機能や技術を追加していくのだとか。僕はそれを聴いた時、納得したんです。デザイン重視の開発だからこそ、誰もがひと目で欲しくなる、使って愛着が湧くプロダクトができるのだな、と。

ある程度大人になってくると、自分で買えるものが増えてきますよね。だからこそ、贈り物って選ぶのが難しい。でも、ReFaなら、ギフトとして誰に贈っても喜ばれる。ギフトとしての役割もよく考えられたブランドだと思います。